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水曜日は、日本橋をちょっと出て、近隣の和菓子屋さん巡り。今日は、墨田区本所の越後屋若狭の季節のお菓子。
桜餅は、関西は道明寺粉に決まっているのだけれど、関東では、薄焼きの皮で巻かれていて、関西人の私としては、初めて見たとき、ただただ驚いたものです。
越後屋若狭は、両国の老舗菓子匠、生粋の江戸の店なのだけれど、「道明寺餅」と称して関西風の桜餅。
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きれいな桜の葉っぱ2枚の中に、こんもりとお餅。
お米の粒がつやつやして、均一で、とても端整。
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お餅の、ひとつひとつの粒が細かくて均一感。見た目も大変上品で、美しいけれど、お口の中で、お餅が溶けるように餡と一体化していくのは、きっとこういった点が老舗のなせる技なのでしょうね。
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