水曜日は、日本橋をちょっと出て、近隣の和菓子屋さん巡り。
今日は、墨田区本所の越後屋若狭の季節のお菓子。
菓銘は、「つつじ餅」
いただくと、蓬の濃い緑と、強い草の香りに一瞬、驚きます。
この求肥が、餡の柔らかさと、翻然一体となってお口の中に溶けていく感じがたまりません。
美味しいお菓子屋さんのお餅って、たいていは、餡と同じ柔らかさになるよう、工夫されているそうです。
お菓子の栞によると、
「よもぎ入りぎゅうひで小豆餡を包み、
まわりに薄紅の細かいそぼろをまぶした品」
「躑躅」の花そのものは、花弁が大きく、このお菓子のそぼろとなかなか結びつきにくいのだけれど、庭先に満開になっているつつじ、花を一杯、一度に咲かせた木をイメージすると、納得。
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