マロワル フランスとベルギーの国境近くのマロワール村
塩水で洗ったウォッシュチーズ
いつも購入するフェルミエのサイトから
千年以上の歴史を持つマロワルは、ティエラッシェ地方の修道院で生まれたウォッシュタイプのチーズ。雨が多く牧草の良く育つこの土地で、昔は地下のカーヴに寝かされ、自然発生酵素によって色付いていました。現在では衛生的な熟成室に移行されているため、ミルクを殺菌した後に赤い酵素(フェルマン・ルージュ)を添加して造られます。
丁寧に塩水で洗われた表皮は個性的な強い香りと粘り気を持ち、濃厚な味わいは余韻も長く、塩味のあとに続く甘味が独特です。そのまま召し上がるなら、フルボディの赤ワインや現地流にビールとあわせて。