水曜日は、日本橋をちょっと出て、近隣の和菓子屋さん巡り。今日は、墨田区本所の越後屋若狭の季節のお菓子。
元祖とあります。三笠山といえば、一般にどら焼き。
梅花亭の三笠山は、中は小豆の黒い餡ではなく、緑の餡なのです。
関東の人は、三笠山といってもぴんとこないでしょうが、三笠山の地元出身の私としては懐かしさ一杯。
若草山ともよばれる山、山焼きのあと、春先、明るい緑におおわれた山が目に浮かびます。
お店の説明によると ↓
小麦粉、卵、砂糖を使った焼き皮の中にはさまれた青エンドウの餡は明治の中頃、
祖々父市太郎が苦心の末作り上げたもの。
九代目 市川団十郎が「奈良の三笠山の山焼きの姿、緑の餡は若草の芽」と称し、この名がついた。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。