羊羹には、煉り羊羹、蒸し羊羹、水羊羹などに分けられますが、ここでは主に煉り羊羹を載せています。
羊羹とは、もともと中国の点心で、羊肉入りの汁物(羹)のこと。進料理として日本に伝わった際、羊肉の代わりに小豆が使われ、次第に汁がなくなっていったそうです。
室町の頃は、小麦粉や葛粉と小豆を混ぜて蒸して作られていました。
その後、安土桃山時代には、駿河屋が寒天と水飴で煉り棹状態に固め煉り羊羹を考案、今に至っているようです。
羊羹といえば、虎屋。 虎屋の羊羹で季節を追ってみました。
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羊羹Collection
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お正月は、高嶺羹、おめでたい富士山
桃の節句は、雛衣(ひなごろも)、十二単をイメージしたもの
端午の節句は、菖蒲あわせ、咲き競う菖蒲の色
七夕は、
重陽の節句は、
お月見の季節は、更科、信濃の姥捨山は昔から月見の名所なのだそうです。
また、虎屋御殿場の茶寮にいくと、富士山で四季を描いたものもあります。
紅葉萌える秋バージョンを購入しました。