水色(すいしょく)は、
茶葉は、
家の近所の茶の木、一芯二葉
以下は、ディルマ社のサイトでお勉強
標高の低い熱帯雨林エリアのルフナ産の茶葉のみを使用しました。スモークしたような独特の香り、渋みや酸味をおさえた甘みとコクのある味わいは、ワインに例えるとカベルネ・ソービニヨンのようです。ミルクティーやチャイに向いています。
ヤタ・ワッテ テイスター Udaya Karunaratne氏によると
ルフナ産ヤタ・ワッテは、気候が寒い国々で大変人気のあるしっかりとした味わいの紅茶で、ミルクティーには特におすすめです。ミルクティーはスリランカでも人気の紅茶の飲み方です。牛乳やパウダーミルクを加えても、しっかりと紅茶の味わいを感じることができるタイプの紅茶です。チャイ、ロイヤルミルクティーなどにおすすめです。
■インド洋に面した地域から、標高300m前後の地帯にかけて栽培されるのがこの紅茶です。
■水色は深く、インド洋からの力強い風を受けて育まれる低地産紅茶ならではの厚みとコクを併せ持っています。
■ルフナ地域にはスリランカ第4位の都市ゴールがあり、市内のキルワナガンガ農園では、ヤタ・ワッテの健やかな成長ぶりが見られます。
■古くは中近東の大富豪たちがこの地域の紅茶をこぞって堪能したと言われています。
■力強く厚みのある味わいはミルクティーに最適な味わいです。
主な茶園:Rilhena, Endane
ヤタ・ワッテはインド洋の海岸近く、標高1000フィート(305m)地帯で栽培されています。際立った黒色の茶葉から、ひと目で低地産の紅茶だとわかります。そして重厚な水色と、深いコクを持った味わい。
ルフナ地域にはスリランカで4番目に大きい都市ゴールがあり、ヤタ・ワッテはその地に広がるキルワーラ・ガンガ農園で大切に育てられています。コロンボから南へ116kmの、歴史と伝統に包まれた町ゴールは、スリランカ南部を代表する都市です。聖書のソロモン記に登場するタルシュシュの町とは、このゴールの港町だったのではないかという説もあります。そしてこの町には、かつてのオランダによる支配の形跡が、現在も色濃く残されています。1663年に築城された36ヘクタールもの広大なオランダの要塞「ダッチ・フォート」は、長い年月を経ても朽ちることなく、今日でも整然とそびえ立っています。その巨大な城壁は、岬を中心としたゴール旧市街地をすっぽり囲んでしまうほどに大きく張り巡らされ、その内側にはオランダ人の民家や博物館、教会などが、今日まで丈夫なまま残されています。まるでこの地域だけが歴史の流れを超越したかのように、この町にはとても静かでくつろげる雰囲気が流れています。スリランカ国内にはゴール市を含め全部で7箇所の世界遺産がありますが、この町はその中で唯一、世界遺産に指定されている区域の中に今も人々が住み、日常生活を送っている場所なのです。19世紀後半には、ゴールはスリランカを代表する港でした。今日でもゴール港では魚の水揚が行われています。ゴールの代表的な産業は組みひもや漆塗り、宝石の研磨などです