生地は真っ白で、なめらか。塩気が強い。皮に近いほど青カビのインパクトが強くなる。 俵型でおもしろい。
以下は、お買い物をしたフェルミエのサイトで、お勉強。
羊乳製が多いスペインチーズの中で、丸太のような形をした「モンテ エネブロ」は山羊乳製です。「モンテ=山」「エネブロ=杉に似た針葉樹」の名の通り、灰をまぶした上に自然のかびを纏った姿は樹皮を思わせますが、生地は真っ白でキメ細やかにしっとりとしています。
豊富に生い茂る灌木の葉や雑草を食んだ山羊のミルクから造られ、4週間以上もの熟成を経た味わいは、特有の酸味と塩味が複雑に溶け合う力強さで、ルエダ産の白ワインや、カバのロゼ、また甘口のデザートワインとの相性は抜群です。小さくカットして、ベビーリーフや生ハムと一緒にサラダ仕立てにすれば、さわやかな一皿になります。
ところで、タイプの【シェーブル】とは?
山羊のミルクでつくられるチーズの総称。若いうちの酸味が熟成につれコクや旨みに変化します。
手のひらにのるコロコロとした丸型、真っ白な丸太型、黒い灰をかぶったピラミッド型・・・。本格的なチーズ屋さんのカーヴをのぞいてみると、こんなにも可愛らしい形のチーズがあったのかと楽しくなるでしょう。それらバラエティに富んだ形のプティ・サイズのほとんどが、山羊のミルクから作られるチーズです。そして、フランスでは、山羊乳製のチーズを総称して、シェーヴルと呼びます。日本ではまだ一般に普及しているものは少ないのですが、ヨーロッパでは牛乳のチーズよりも古くから作られ親しまれてきました。