歌川広重の「名所江戸百景」第7景の「大てんま町木綿店」
てんま町は、「伝馬町」。江戸と城下町を結ぶ五街道を行き交うメッセンジャー、伝馬役の集まる場所。
江戸では、日本橋の大伝馬、京橋の南伝馬、そして江戸市中を担当する小伝馬が設けられていました。
日光街道に面した大伝馬町界隈は、地方からの反物を商う店で賑わっていたとのこと。
今でもこの辺り一帯(織物中央通り)、日本有数の問屋街。アパレル会社が多く本社を構えています。
たば多屋、升屋、志満屋、暖簾の向こう側で商いしているところが少し見えます。
こちらのサイトに、とっても詳しい解説と、現代の地図があります。