歌川広重の「名所江戸百景」第六景の「馬喰町初音の馬場」
馬喰町界隈は、博労(ばくろう)頭（幕府の軍馬を管理する役人）、高木源兵衛の一族が譲り受けた領地。
江戸開幕の頃から馬場があり、また、近くに幕府の伝馬役の宿場があり、その後も、馬市が立つなど、
馬の世話をして生計を立てる人がたくさん暮らしていのが馬喰町界隈です。
「初音の馬場」は、この辺りの初音稲荷が由来。 柳が芽吹いています。
半鐘が吊り下げられた町火消しの火見櫓が見えます。
風にたなびく反物は、近所の染物店のものでしょうか。
こちらのサイトに、とっても詳しい解説と、現代の地図があります。