
水曜日は、日本橋をちょっと出て、近隣の和菓子屋さん巡り。今日は、台東区柳橋の梅若亭。
小ぶりでシンプルなお餅。
子福とは、子宝に恵まれて幸せなさま。丸くてふっくらした小豆の粒は子宝か?

ちなみに、1年に春と秋の2度、花をつける桜を「子福桜」とよぶのだそうです。子福桜は、冬の季語。
このお菓子が子福桜に由来する訳ではないのですが、名前から連想が広がります。

浅草橋、柳橋の界隈は、昔から料亭の並ぶ界隈ですが、その料亭で出されたお菓子が由来。甘いものが苦手な男客にも気に入ってもらうよう小ぶりなのだとか。
お店の説明によると ↓
ふっくらと焚き上げた小豆を、一晩蜜の中に漬け、
小豆のまるみを損なわないように、ていねいに練り上げたつぶし餡を、
求肥(ぎゅうひ)で包んだ、かわいらしいお菓子です。