バカラオとは、干しタラ。スペインのバスク地方で人気の食材です。
干しタラが手に入りにくいので、今回は生の真鱈の切り身を使用。
↓まず、ホーロー製の鍋に、オリーブオイルを入れて火にかけ、オイルが少し温まってきたら、タラの皮が下になるように鍋に並べます。
↑オイルは、最初は澄んでいるのですが、タラから次第にゼラチンが溶け出してきます。
↓タラを入れて10分ほどしたら、こんな感じ。鍋の中から
「ピルピル・・・、ピルピル・・・」と小さな声がしてきます。
タラを取り出して、ゆっくりと鍋をゆすり、まわし続けます。
↓15分すると、表面に薄い膜が張り、固まってくるのがわかります。
ちょうど豚骨スープの背油のような感じ。
20分経過。なべ底が焦げ付き始めたら、火を止めて出来上がり。