実は、最後の最後まで、買おうか買うまいか迷っていました。
見た目もぽっちゃり、毒々しい色で、文字通り「芋くさく」、おまけに、中まで「さつま芋の餡」
駄菓子っぽい響き。
奇抜な形は、平成に入ってからの遊び心なのか? と思っていたら、
初出は、弘化4年(1847) 思いのほか古いお菓子なのですね。
虎屋さんのホームページによると
さつま芋の味が広がる風味豊かなお菓子。
『焼芋形』は、さつま芋を使った餡を羊羹製の生地で包んで表面に焼き目をつけ、焼芋そっくりにおつくりしたお菓子です。
羊羹製(こなし)で、中は「さつま芋の餡」。駄菓子っぽい響き。