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見た目が地味なお餅ですが、12月のお菓子。
袴の腰、背中にあてる台形(末広がり)の部分を袴腰と呼ぶそうです。
宮中の女房の袴は、腰板がないそうですが、
年末の大掃除には、大勢の人がお手伝いに入り、彼らは腰板のある袴を着用していたのだそうです。
「腰板」「袴腰」とは、(武士が姿勢を矯正するための一種のコルセット。
宮中に「袴腰」の人があふれ、年の瀬が近づいたことを感じるのですね。
中は、なめらかな漉し餡がぎっしり。
蓋を開けると、ふわっと甘い香り。 かすかに透けて見える餡が、いかにもおいしそう。
五個入りで調達していただきました。