
極細の「そぼろ」ひときわユニークな、きんとん。五月下旬は、「岩根の躑躅」
形を崩さぬよう、できるだけ平らにしてホテルに持ち帰る。中は漉し餡。

「岩根の躑躅」にちなんで、家の近所の花の写真を1枚。

店の名前は、「月に向かって嘯く虎」。店主は、虎屋で修行され、大正五年に独立されたのだそうだ。

お目立てのきんとんのほかに、季節の和菓子を三種。

↑銘は「軒端の月」。「焼きわらび」。わらび餅の表面を焼いて、上用粉を塗して、香ばしい胡麻が散らしてある。手がこんでいる!

↓「花あやめ」。先端の紫が、瑞々しい。白ういろう製。

「花あやめ」も中は白餡

鮮やかな色のこなし。銘は「花の王」

中は、漉し餡

嘯月の玄関先に咲いていたボタン
