■端午の節句といえば柏餅。そして関西では笹の葉でくるんで茅で巻いた粽。
↓ 虎屋の柏餅は、御膳餡(左)と味噌餡(右)の2種類
↓ 目に鮮やかな緑の葉っぱでくるまれた京都仙太郎の柏餅も美味しそう。
↓ 江戸時代の風俗の百科事典「守貞謾稿」によると、柏餅の葉っぱの表、裏で、漉し餡か味噌餡かを見分けていたそうだ。
↑ 写真手前が葉っぱの表を表面にして巻いた小豆餡の柏餅。写真奥が、葉っぱの裏を表面にして巻いた白味噌餡の柏餅。
↓ 大口屋の三喜羅。柏餅ではないのだけれど、同じ季節にいただくサルトリイバラの葉で包まれた麩饅頭、葉っぱは硬い。
↓ 美濃の緑屋老舗の朴葉餅。 中は柏餅と同じ。
(上の麩饅頭と同じ位のサイズ。葉っぱはかなりでかい!)
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■瑞々しい笹の葉でくるまれた粽は、関西の端午の節句に欠かせない。
↓ 粽といえば、京都、北山の川端道喜の、水仙粽と羊羹粽
↓ れんこん餅が入っている、京都紫野和久傳の西湖
↓ 5月1日から5日迄の限定販売。虎屋の粽
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■北海道で、端午の節句といえば、「べこ餅」。
5月第一週は、まだ冬。葉っぱの入手は困難なのかも。せめて形だけでも葉っぱで? なのかどうかわからないけれど、↓ 典型的なべこ餅は、葉っぱの形。
↓ 六花亭製のべこ餅は、異色の形。牛のようにTow Tones Colour