ブレンドの内容は、
ジャーマンカモミール、パッションフラワー、レモンバーム、
バレリアン、ペパーミント、リンデン
ジャーマンカモミールは、菊科。和名、カミツレ
カモミールは、“リラックスの代名詞”とも言われるハーブです。薬草としても古くから活用され、現在でも万能ハーブとして、様々な心身の不調に用いられています。 イライラや緊張から解放されたい時に、カモミールが放つりんごのようなフルーティーな香りが、ゆったりと穏やかな気持ちにさせてくれますので、お休み前の飲み物としてもオススメです。 また、食べすぎてしまったときの不快感をやわらげたい時や、油っぽい食事の後、ミント系のハーブとブレンドするとスッキリしますよ!
リンゴのような香りと自然の甘味でまろやかな口当たり
カモミールって?
紀元前から栽培され、豊富な効能を持つ薬草として活用されてきたハーブ。ギリシャでは、リンゴに似た香りがすることから、大地のリンゴを意味する“Khamaimelon”と呼ばれ、現在のChamomileという名はこれに由来するといわれています。
パッションフラワーは、和名、トケイソウ (写真 上の右)
緊張を解きほぐし、ゆったりと穏やかな気分へと導いてくれます。 ハーブ自体に強いクセがないので、カモミールやラベンダーとブレンドして飲むのがおすすめです。不安で寝付けないときや、強いストレスを感じたとき、また気分が高ぶったときに是非お試し下さい。
甘い草木の香りとクセのない味にかすかな渋み
パッションフラワーって?
花の形がイバラの冠を思わせることから“Passion(キリストの受難)Flower”という名がつけられました。日本では花の形が時計に似ているため、トケイソウという名がついています。
レモンバーム
レモンバームは、シソ科。和名セイヨウヤマハッカ
レモンのような香りはしますが、それほど酸味がなく、ほのかに甘いハーブです。ミント系やレモンバーベナ、レモングラスとのブレンドは相性抜群です。その爽やかな香りが、気持ちの高ぶりや不安な気分を優しくなだめてくれ、前向きな気持ちに導いてくれるともいわれています。
レモンのような甘い香りで酸味のないグリーンな風味
レモンバームって?
16世紀の医師パラケルススも「若さがよみがえり、脳が強くなり、活力の衰えを解消する」と紹介し、ヨーロッパだけでなく中東でも活用されたハーブ。学名のMelissaはミツバチを意味し、ミツバチが好む植物として養蜂にも重宝されました。
バレリアン
バレリアンは、オミナエシ科。和名はセイヨウカノコソウ
“眠りのハーブ”とも呼ばれるバレリアン。緊張や不安から解き放たれ、深いリラックスへと誘ってくれますので、お休み前の飲み物として是非どうぞ。 独特の風味があるので、カモミールや柑橘系のハーブとブレンドして飲むのがおすすめです。
強烈な発酵臭と、深い森の樹木のような風味
バレリアンって?
Valerianという名は、ラテン語の“Valere(健康である)”に由来します。乾燥した根は独特の強い臭いがするため、扱いには注意が必要。第二次世界大戦中は、弾丸恐怖症の兵士にこのハーブを用いたそうです。
ペパーミント
ペパーミントは、シソ科、和名はセイヨウハッカ
昔から、口の中を清潔に保つために利用されてきたハーブです。ハーブティーでも、爽やかな香りと清涼感を楽しむことができ、すっきりとした風味のティーは食後や気分転換に、また就寝前のナイトキャップティーとしても親しまれています。ペパーミントの爽快感は夏の夜の涼風のように一気に体の中を駆け抜け、火照った心を冷ましながら、クリアなエネルギーを呼び覚ますちからを与えてくれるでしょう。
さわやかな香りと清涼感のあるグリーンの風味
ペッパーミントって? Peppermint
古代ギリシャ時代、古代ローマ時代から、体の洗浄や食事時の殺菌、宗教的儀式に使うなど、幅広く生活に役立てられたハーブ。新約聖書にもミントに関する記述があるほど。すでに6世紀には、マウスケアに利用されていたそうです。
リンデン
リンデンは、シナノキ科。和名セイヨウボダイジュ
ほのかに漂う甘い香りが、ストレスによる緊張を和らげ、心と身体のバランスを整えてくれます。リラックスしたい時や、心配事があってなかなか寝付けないとき、また塩分の摂りすぎが気になる時にも是非ご利用ください。ペパーミント、レモングラス、ラベンダーなど、味や香りのあるハーブとブレンドするのがおすすめです。
上品な甘い香りとやさしい風味、後味にやや渋み
リンデンって? Linden Flower
ヨーロッパでは街路樹によく植えられ、女性の美しさ、やさしさ、平和を象徴するといわれています。昔から、落ち着きのない子供にはこのお茶をよく飲ませたそうです。