七十二候の立秋の次候(中盤、5日目以降)、黄鶯睍睆(鶯が山里で鳴き始める)
残念ながら、住まいの近くで鶯の鳴き声は聞けないのだけれど、お菓子屋さんの店先に鶯もちが並ぶと、春の訪れを感じるものです。
紡錘形のお餅を左右にひっぱり、淡い緑のうぐいす粉を纏わせて鶯に見立てたお餅。
うぐいす粉とは、青大豆からつくるきな粉。 普通のきな粉は大豆の粉ですが、うぐいす粉は青大豆。
鶯豆(グリーンピース、豌豆、えんどうまめ) の粉ではないのですね。
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鶯もちCollection
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若草色の虎屋の鶯もち。 触ると壊れそうなくらい、ふわふわ。 |
大阪高麗橋の菊屋のお城の口もち。うぐいす餅の元祖と云われている。 |
東京日本橋の長門の鶯もち。 ほんのり青い鶯粉が香ばしい。 |
大阪今橋の鶴屋八幡の鶯もち。 柔らかくて良く伸びるお餅は求肥製。 |
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