2013年のblogのテーマは【朝ごはん】 火曜日は「蜂蜜」
ミツバチは、花を巡り蜜を集めて巣に戻り、ミツバチの酵素で分解し、
巣にいる蜂の羽ばたき乾燥機システムで濃縮して蜂蜜を作ります。
巣から4~6kmぐらいの周囲のいろいろな花から蜜を集めるのだけれど、
ミツバチの習性で、特定の花畑から蜜を集めてきてもらうこともできるらしく、
こうして集められた蜜を単花蜜と呼ぶそうです。
単花蜜は、蜜源によって特徴が出ます。
香り、味、色、成分など、いろいろと食べ較べてみました。
_ | ●草花の蜂蜜 |
___ | ひまわり、 れんげ、 菜の花、 藤の花、 ハニーサックル、 クローバー、 野ばら、 あざみ、 そば |
●ナッツの蜂蜜 |
コーヒー、栗、アーモンド |
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●ハーブの蜂蜜 |
タイム、 セージ、ローズマリー、 ラベンダー、 ユーカリ、 ルリジシャ |
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●フルーツの蜂蜜 |
りんご、柑橘系(オレンジ、橙、レモン、ライム) |
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●樹木の蜂蜜 |
石楠花、 サクラの木、 菩提樹(リンデン)、 からす山椒、 アカシア、 樫の木、 樅の木、 クリスマスツリー、 栃の木、 コットン |
■蜂蜜とお砂糖の違い
花の蜜の主要糖分は、砂糖と同じ、ショ糖です。
ミツバチの酵素により、ショ糖は、果糖(フルクトース)とブドウ糖(グルコース)に分解されます。
果糖もブドウ糖も単糖類(これ以上分解できない単位)なので、そのまま消化されます。
蜂蜜は、ミネラルやビタミンも含まれます。栄養成分はこちら「サクラ印の蜂蜜」サイト。
蜂蜜は、80%弱が糖質、20%が水分。その他の構成要素、ビタミンやミネラルの配合が、単花蜜の独特の特徴となるのでしょう。
ミネラル(無機質)とは、農林水産省のサイトによると、
現在16種類(ナトリウム、マグネシウム、リン、イオウ、塩素、カリウム、カルシウム、クロム、マンガン、鉄、コバルト、銅、亜鉛、セレン、モリブデン、ヨウ素)が知られているのだそうです。人間の身体で作ることはできません。